月刊彗星マジック ヒーローspecial season

「ヒーローspecial season」チラシ表

2018/01/10.05/08.06/12
月刊彗星マジック

ヒーローspecial season

@in→dependent theatre 1st

脚本・演出:勝山修平

4月号:戦隊篇、最強篇
5月号:慟哭篇、光芒篇
6月号:偶像篇、初恋篇

出演

  • 池山ユラリ(彗星マジック)
  • 鈴木太海
  • 米山真理(彗星マジック)
  • 4月号ゲスト:有元はるか(カヨコの大発明)、田米カツヒロ
  • 5月号:上杉逸平(メガネニカナウ)、中嶋久美子、八木進(baghdad cafe')
  • 6月号:中嶋久美子、西原希蓉美(満月動物園)

作品「ヒーロー」の世界

現代から30年程前、突如、怪人や怪獣が現れた。政府はそれらを【壊滅災害】として認定し、国家公務員職に【壊滅災害】を打倒するための職種【特別任務官(俗称:ヒーロー)】を追加、【壊滅災害】への対応を施行。

その任務の危険が及ばぬよう、家族や恋人にも正体を明かさず【特別任務官】たちは日夜【壊滅災害】の打倒に明け暮れた。

縦横無尽に暴れ回る【壊滅災害】の被害は凄まじく、潤沢に用意されたに見えた予算も瞬く間に底を尽き、また、【壊滅災害】の出現は不安定ということもあり、政府はその任務の特殊さから【特別任務官】の給与を固定給から歩合制へと変更を提唱。

「命をかけているのにそんなひどい話があるか」と【特別任務官】は声を上げるも、正体を明かせない為その声は匿名性をおび、「歩合制こそ公平だろう」という世論の声にかき消され、給与は歩合制へと変更。

こうして地域によって裕福で忙しいヒーロー、貧乏で暇なヒーローが誕生、格差社会は【壊滅災害】によって拍車がかかる形となった――。

4月号「ヒーロー~戦隊篇~」

孤高のヒーロー【特別任務官】に比べて寄せ集め感が否めない【壊滅災害対策組織】に就くこととなった、正義感も倫理観も一般知識も疎らな4人の戦いを描いた物語。
【壊滅災害】が襲ってこない限り仕事が殆ど無く不安だけが募る日々の中、果たして彼らはその劣等感を乗り越え団結し【壊滅災害】に勝つことができるのか!?

4月号「ヒーロー~最強篇~」

【壊滅災害】との戦闘の後遺症で【触れた生物の命を奪う】能力を手にした女、通称「ビューティースポット」。
彼女は世界に5人しか存在しない【格別任務官】に任命され、【壊滅災害】駆除に忙殺される日々を送る。
女としての幸せ、仕事とは何か。
触れたいのに触れられない、触れてもらえない。
自らの境遇を嘆く先に待ち受ける運命とは!?

5月号「ヒーロー~慟哭篇~」

「やりたいことしかやりたくない」という性格が災いし、東京都心を任される【特別任務官】の人気者「メトロポリマン」の下で研修を行うことになった「秋」。
そこで目にするは、気弱でひ弱で病弱なくせに格好をつけ続ける可笑しい中年【特別任務官】の姿だった。
終わらない苦笑の末に「秋」が「メトロポリマン」から学ぶものとは!?

5月号「ヒーロー~光芒篇~」

目からビーム光線を放つことができる初老の【格別任務官】をサポートする為、【格別任務補佐官】の「オメガ子」と【特別任務官】の「秋」は、日本で最も人口が少ない土地である「青ヶ島」に降り立つ。
そこで待っていたのは、仕事の為に人生を捧げた男女の、美しくも悲しい物語だった。
和製ブルース演劇、ここに開幕!!

6月号「ヒーロー~偶像篇~」

公務員による不祥事の煽りで【特別任務官】の人気は急低下、政府はこの状況を打開すべく啓蒙活動を開始する。
その内容とは「アイドル部隊」を設立するというものだった!
足並みが揃わないまま迎える初日!
徐々にアイドルとして覚醒するメンバー!
果たしてアイカツは成功するのか!?
仲間意識と勘違いが炸裂する!!

6月号「ヒーロー~初恋篇~」

【壊滅災害】として地球に飛来し、色々あった末、人間としてまた【特別任務官】として働く生真面目で融通が効かない男、「御国偉人」。
そんな彼が恋をしたのは、嘘を絶対に許さない女性だった…。
「偉人」は機密と秘密事項の塊である自身をごまかし続ける事が出来るのか!?
どだい無理な恋の戦いのゴングが今、鳴り響く!!