24景 アルバート、はなして
2020/08/28-30
24景
アルバート、はなして
@in→dependent theatre 2nd
脚本・演出:勝山修平
出演
- 浅雛拓
- 池山ユラリ(彗星マジック)
- 石畑達哉(匿名劇壇)
- 立花裕介
- 中川浩六(三等フランソワーズ)
- 中嶋久美子
- 鳩川七海(YTJプロ/幻灯劇場)
- 水木たね(りゃんめんにゅーろん)
- 山岡美穂
- 米山真理(彗星マジック)
- 竜崎だいち(羊とドラコ)
作品
彼は「3」という数を、とても愛しく思った。
3次元に住んでいて、空と海と地上に恵まれ、過去、現在、未来の中で。
生まれ、生きて、死んでいく。始まり、続き、終わりを迎える。
この地球もそういえば太陽系の第3惑星で、彼は「3」という数を、とても愛しく思った。
彼は「数」という数量を表すために用いられる概念から派生した数式で、人を、世界を、宇宙を、神を。現わそうと、考える。それは愚かか、否か、幸福か。
数を重ねて、彼は、生きた。
現実と空想を思考し続けた生涯を、虚実綯い交ぜにして送る、世界で最も有名な理論物理学者の物語。